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教旨・学則・綱領・主義

大本教旨

(おおもときょうし)
神は万物普遍の霊にして人は天地てんち経綸けいりんの主体なり、神人合一してここに無限の権力を発揮す。

三大学則

(さんだいがくそく)
一、天地てんち真象しんしやうを観察して真神しんしんたいを思考すべし
一、万有の運化うんか毫差がうさ無きを真神しんしんちからを思考すべし
一、活物かつぶつ心性しんせいを覚悟して真神しんしん霊魂れいこんを思考すべし

四大綱領

(しだいこうりょう)
一、祭 惟神の大道(さい かんながらのだいどう)
一、教 天授の真理(きょう てんじゅのしんり)
一、慣 天人道の常(かん てんじんどうのつね)
一、造 適宜の事務(ぞう てきぎのじむ)
見るを得ず聞く声もなき神の前に祈るこころは神なりにけり
善きにつけ悪しきにつけて天地あめつちの神に祈るは人の真心
心をも身をもまかせて祈りなば神はまことのちからたまはむ

おしへとは人の覚りのおよばざる天地の神の言葉なりけり
教育や政治芸術いっさいを指導するこそまことののりなる
既成宗教あまたあれども愛善あいぜんの二字を捨つれば何ものもなし

五倫五常の道は人間特有のうまれしままの慣習ならはしなりけり
良からざる習慣ならはし日々に重なりてうまれながらの天真まこと失なふ

世の中はおのもおのもの家業なりはひをつとめはげみて栄えこそすれ
信仰と誠意と努力なきときはいかなる事業じげふも栄えざるべし
(出口王仁三郎『愛善の道』第12~15節より)

四大主義

(しだいしゅぎ)
一、清潔主義 心身修祓の大道(しんしんしゅうばつのだいどう)
一、楽天主義 天地惟神の大道(てんちかんながらのだいどう)
一、進展主義 社会改善の大道(しゃかいかいぜんのだいどう)
一、統一主義 上下一致の大道(しょうかいっちのだいどう)
天地あめつちの神の宮居とうまれたる人の神魂みたまぞ清くもたまし
むらきもの心きよけくもつ人はいつも天地てんちの神に恵まる
白梅しらうめの花のかおりのすがしさをたもちてこの世に生きんとぞ思ふ
天地あめつちの神のつどひし人の家ははらひ清まりちり一つなし

天地あめつちの神の大道おほぢにしたがへばいっさい万事楽しみとなる
ありがたしかたじけなしと朝夕に思ひくらせば曲事まがごとのなし
たまちはふ神の大道おほぢをあゆむ身は世のうきことも楽しみと見る
とりこしの苦労もなさず過ぎこしの苦労もおもはず刹那せつなを進む
今といふ今きこころ善き言葉善き行いをはげむこそ善き

進み行く月日のこまかむならひわれは進展主義をとるなり
一刻もやすみたまはぬ天地あめつちの神にならひてわれはいそしむ
進むのみただ一心に進むのみ積極主義の愛善あいぜんの道
日に月に進展するはかむながら萎縮退嬰ひとながらなる
人生は日々にあらたに光明に向って改め進むべきなり
人の身と心は用ふるたびごとに進歩発達するものぞかし
逆境に立つ身はだいなる順境に向へるものとひたに進めよ
天地あめつちいっさい万事は完全にむかふ道程にあるものと知れ

進みすすみゑらぎ喜びたましひを清めて一つの神につかへむ
統一のなき世の中はなにもかもあさの乱れの治まるときなし
順序あるところに神はいますなり順序なければ道はみだるる
地のうへにあまたの国はありながら信ずる神は一つなりけり
(出口王仁三郎『愛善の道』第16~17節より)
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