令和7年(2025年) 教主さま年頭ごあいさつ
新しき春を迎えて
大本五代教主
出口直子
出口直子
明けましておめでとうございます。
二〇二五年、乙巳(きのとみ)の春を皆さま方にはお健やかにお迎えになりましたことと、お慶び申し上げます。
本年も相変わりまして、よろしくお願いいたします。
今年は、第二次大本弾圧事件が起こった昭和十年より九十年、大戦が終結して大本事件が解決し、その年の暮れに吉岡発言が出されてより八十年という節目となりました。
吉岡発言では、軍備の撤廃による世界平和への道と、その先駆者としての日本の使命を示されました。その翌年には戦争放棄を明記した平和憲法が公布されました。
しかし今、世界では各地で紛争が起こり、痛ましい現状を見せつけられております。核戦争の危機も叫ばれ、日本では憲法を変えようとする動きも活発化しております。
霊界物語では、武力を決して用いず、言霊の力で言向け和すことでしか平和は来ないことを示されています。
この大本の中から改心を致して、吉岡発言に示された日本の使命を果たせるよう神様にお使いいただけますように、良い型を出させていただきましょう。
新しき晨(あした)を迎へて新たなる 春の光に遇はさせたまへ
この年も神の神業(みわざ)の御為に 捧げまつらむ許させたまへ
(聖師さまの御歌)
皆さま方のご健康とご活躍をお祈りいたします。
令和七年一月一日
(終)